2010年もまもなく終わろうとしているが、この一年を振り返るとどうだっただろうか。
まず、政策の観点から見ると散々な年になってしまった。補正予算、日銀問題などマクロ政策に関わることの大半は官僚主導によってなされた結果、大きな改革を行うことが出来ず、政治主導の名の下で行われたことは、外交問題に代表されるようにうまくいかなかった。
アメリカ経済の復調もあり、景気は一段落しているかのような状況だが、来年は相当に厳しい年になると予想される。むしろ、景気が一段落した結果、政治も行政もゆるんでしまっていることは憂慮すべき問題だ。財務省主導による来年度予算編成も手堅くまとまった感があるが、来年度の経済に関する見通しはどこも低く、春以降はかなり厳しくなるのではないだろうか。
残念ながら、そのような状況に対し、解決策があまり見えていない。これほどまでに政治が大混乱している中で、建設的な政策など出てきようがないのだ。であるから、内閣改造、小沢氏の離党、総選挙などなんらかの形で政治の流れが変わることが重要である。政治の混乱による政策の停滞は今年一年でもう十分だ。将来への期待が低いこの状況を変えねばならない。そういった意味では、2011年は国民が怒り、そのエネルギーで政治を変えるような流れになることを期待する。
来年はより一層、踏み込んだ議論、情報発信を行っていくので、ポリシーウォッチをぜひよろしくお願いします。
doraemon さんのコメント :2011.01.03 20:21
官僚主導から政治主導に経済政策を移行しようする過程において、財務省(官僚)が如何なる抵抗勢力になるのか?官僚主導を政治主導プロセスに進行させようとするときに生じる政策停滞をどのようにマネジマントするか?といったことが気になります。政治の混乱を前提条件とする中で、如何にそれぞれのアクターに「仕事をさせるか」といった解決策が見いだせればと悶々と考えます。政策という文字に政治の『政』が付いている限り難しいとは思うのですが。
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